記憶術の捉え方

ジニアス記憶術の方法は、左脳ではなく右脳を用いて行います。
右脳は通常、芸術的な部分で活躍するのですが、右脳に記憶することによって
感覚的に物事を覚えることが出来るのです。

そのため、この方法では短期間で膨大な量を覚えることが出来ます。
また、1度覚えたことは忘れないという能力を持っているため、引き出しの
開け方さえ覚えれば、その事柄は一生覚えておくことが出来るのです。

ジニアス記憶術の方法は一種のマジックのようなものだと言います。具体的に
いえば何か物事に関連付けることによってそのものを覚えようとします。

語呂合わせの延長だと考えると良いでしょう。
作者とその代表作を覚えることによって、その時のイメージを頭の中に
思い浮かべる方法と同じです。

文字ばかりの文学小説であれば、読むのが億劫になるものでも、それが
絵付きの漫画になればすらすらと読めてしまう、と感じたことはないでしょうか。

ジニアス記憶術もこれと同じで、文字として覚えるのではなく、それを
画像として認識する方法なのです。また、何か大きな事件があれば、
それは記憶として残ることとなります。

これは大脳にかなり強い記憶の痕跡を作る現象を利用した方法と言え、
ジニアス記憶術は物事を大きな事件と捉えることによって、脳に刻み
込んでいくという方法なのです。

これによって、莫大な量でもすぐに記憶できてしまうという仕組みなのです。
習得スピードには個人差があります。しかし、コツさえ掴めばどんな人でも
すぐにスピードアップができるのも事実です。

ジニアス記憶術の方法は、初歩的な公式は小さなことでも巨大化して
イメージを強くするということなのです。この公式を理解して、自分なりに
イメージが作れるようにトレーニングを重ねていきます。

五感を使って感情移入することが、ジニアス記憶術の仕組みなのです。


さらに詳しい内容を知るにはこちら
>> 川村明宏のジニアス記憶術